とかげのしっぽ

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early CT signとhyperdense MCA signについて

脳梗塞の急性期の診断といえば、MRI(DWI)が一般的ですが、

early CT signも有名ですよね。

 

MRIの方が分かりやすいですが、t-PAの適応条件に、CTで脳出血であることを除外するという事が必要なので、近年CTでの診断が重要視されてきています。

 

という事で、early CT signを構成する項目の確認です。

①hyperdense MCA sign
レンズ核の輪郭不明瞭化
灰白質-白質境界・島皮質の不明瞭化
④脳溝の消失・白質の低信号化

 

画像上、最も分かりやすい所見は「皮質・髄質の境界不明瞭」や「脳溝の消失」かと思いますが、①hyperdense MCA signも知っておいて損はありません。

 

MCAの石灰化と間違えやすく、見落としがちですが、①hyperdense MCA signという所見を知っていれば、脳梗塞を疑った時に診断を助けてくれますので、頭の片隅に入れておきましょう。